東毛は「うどんにワサビ」 東毛は有数の小麦の産地。何気に東毛の「うどん」はクオリティが高ぇと思うんさね。・・・おめぇさんは東毛のうどん屋さんで「ざる/もりうどん」を頼むと薬味に「
ワサビ」がついてくるんを知ってるかぃ?
世間一般では蕎麦の薬味には「ねり/おろしワサビ」、うどんの薬味は「おろしショウガ」が定番らしいやぃね。大手コンビニのうどんでもその薬味が付属してるで。「うどんにワサビ」で育った東毛人のオレは、それがおーか不満なんだぃね。
じゃあこれまで苦節●年の、自身でうどんを食べ歩ったフィールドワークの成果をGoogleマップでマッピングしてみんべぇ。「ざる/もりうどん」で薬味にワサビがついてたんは、ワサビ色のマーカーさね。
2020年6月3日現在の様子
最新のマップはこっち 2011年に群馬県が「
ぐんまのうどん」っつー小冊子を出してるんだけんど、これに載ってるうどんの画像を見っと、利根川以東や北毛でも、ワサビをつける店もあるみてぇだけんど、東毛じゃ、
あの全国チェーンの「〇亀製麺」や「はな〇るうどん」(右画像)でも、ワサビのパックやチューブが常備されてるんだで!きっと店でも「え?ワサビねぇの?」って頻繁に客に聞かれてるんだんべな(笑)こんなことからも「うどんにワサビ」っつー食文化の深い浸透がうかがわれるだんべ。(もちろん東毛以外のそれらチェーン店でワサビが置いてあるんはみたことねぇで。)
「
うどんにワサビ」は、はぁこれはもう東毛の隠れた食文化とゆえるんじゃねーきゃ?
東毛じゃどんな経緯で「うどんにワサビ」になったんか、あわせて研究を進めていぎてぇやぃなぁ。マップを充実させるため皆様の情報を歓迎するで。
これからの猛暑の時期、東毛のうどん屋さんを巡って、そのうどんののどごしと、「うどんにワサビ」という、知る人ぞ知る東毛のローカリズムをぜひ味わってみてくんな。
【追記】なおこの辺には「
あいもり」とゆう、「うどん・そばを半々に盛る」というメニューがある店もあるんだけんど、その場合はワサビはそばの薬味かもしれねんでマッピングしねぇでおくで。
【参考文献】
ぐんまのうどん 群馬県観光物産課 群馬県 2011