薮塚・彼岸花街道/畦道に彼岸花咲く 今年は酷暑の影響で、彼岸花(Lycoris radiata)の開花が1週間程遅れてるんだそうだぃね。お彼岸もすぎて、やっと朝晩涼しくなって、秋らしくなった昨今、新聞紙上でも彼岸花の話題が載るようになったぃね。彼岸花のメジャーどころに行ぐんもいーけんど、マイナーなもんを採り上げてぐんが、このブログのアイデンティティ(笑)なんで、以前からこの時期を狙ってた、薮塚の「彼岸花街道」に行ってみたんさね。
薮塚の「彼岸花街道」、右のような堂々とした旧薮塚本町公認の旧町道114号線の標識があるんさね。この道は右折車線がなくって渋滞べぇの県道大間々太田線の抜け道として利用されてらぃね。田んぼの中を走る道でまっさか見通しがよく、秋から春の晴れた日には正面に赤城の雄大な姿が見えらぃね。
道路両脇の畦に、紅い彼岸花が所々に咲いてるんさ。(ずっと連続して咲いてるわけじゃねぇよ)公園なんかで管理してて群生してる彼岸花もまぁず見事だけんど、こうゆう
秋の稲穂の実る田んぼの畦に彼岸花が咲いてる姿こそが日本の原風景ともゆえるだんべな。秋空の青と、彼岸花の朱、そして金色の稲穂のコントラストがまっさか美しいやぃね。彼岸花は飢饉の時の救荒食でもあり、遺伝的にも同一で雄株、雌株がなくって株分けで広まった花なんだそうだぃね。
惜しむらくはこの街道は生活道路なんで、見物しようにも駐車スペースがあんまねぇことかな。
(おまけ)
ちっと離れた三島神社のそばで「生首案山子」をめっけたで(笑)