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2015年 05月 25日
鹿田山フットパス (みどり市笠懸町)
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鹿田山フットパス (みどり市笠懸町)

 以前はまぁず藪山だった笠懸の鹿田山。最近「鹿田山フットパス」として地元の方々が精力的に整備してくれて、すっかり綺麗になったって評判なんで、じゃあトレイルランでもしてみっかと、快晴の5月24日午前、久々に鹿田山に行ってみたで。

 フットパスって「地域に昔からある、ありのままの風景を楽しみながら一定のルールのもとに歩くことができる小径のこと」だそうだぃね。

 菜の花蕎麦畑で有名になってる清水新沼の駐車場に車を停めて鹿田山へ。いやぁよく整備されてらぃ。しかも自然を活かした整備なんで、太田市の八王子丘陵みてぇに整備しすぎて妙な階段なんか作ってなくって好感が持てらぃ。それぞれのピークにはそれぞれ山名標の案内看板も設置されてていー感じ。木樹で山頂からの展望はねんだけんど、老若男女が(予想以上に)いっぺぇ散策してたで。地域の方々に愛されてるんねぇ。

 他の散策されてる方に挨拶・声掛けなどしながら、トレイルランしてみたんさ。いやぁ木樹の中走んの涼しくって、まっさか爽やかで気持ちいーじゃねぇきゃ!で、これで今月も月間100km走破達成!これで69ヶ月連続!あんまり高低差はきっつくなくっても、やっぱ駆け上ってみっとつれぇやぃなぁ・・・修行にはもってこいなんで今度ぁ、車で来ねぇで麓から駆け上がってみっか!・・・でもかつて藪山だった頃、ここを走ってみるとは夢にも思わなかったぃなぁ。

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清水新沼

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こんな整備された道を登ってぐ

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八王子山(通称雷電山) 231.9m

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御嶽山 228.9m

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弥右衛門山 233.3m:鹿田山最高峰


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24日のトレラン(往復してみた)概念図・Nike+の画像を加工

 清水新沼→八王子山(通称雷電山)→御嶽山→弥右衛門山→清水新沼 の周回なら、およそ2km弱、アップダウンは60mぐれぇかそこいらだんべ。トレイルランには格好の練習コースだと思うんだけんど、やってみっかっつー人は他の散策されてる方々に十分配慮してくんなぃ。なお清水新沼の駐車場には水道はあるんだけんど、自販機はねんでペットボトル飲料などが必要な方は、近場のコンビニ等で入手してっからね。西側の兎山との間の切り通しからもアクセスでぎらぃ(見通し悪いので注意)
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by dr_suzuki | 2015-05-25 16:10 | 東毛(+両毛)漫遊 | Trackback | Comments(0)
2015年 01月 28日
「山紫水明 ~桐生の山~」
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 「山紫水明 ~桐生の山~
みやま文庫 第217巻
著者:増田宏

やまの町 桐生」で知り合い、八王子丘陵の探索で
いろいろお世話になった桐生みどりさんこと、増田宏さんが
みやま文庫から 『山紫水明~桐生の山~』を出版されたんさね。
一冊プレゼントしてもらったぃ。あんがと~!

袈裟丸山を始め足尾山塊の第一人者の増田氏による
桐生の山々の詳細な記事の数々。

もちろん八王子丘陵の山々も紹介されてて、
一緒に行った神籠石根本山石祠根本山やその他の山々も紹介されてるんさ。
これまでオレが八王子丘陵を調べてきたことを採り上げてくれて
微力ながら協力できて、うれしい限りさね。

今後、これが桐生地域の山岳本のバイブルになることを期待するで。

・・・いつか増田氏ら山の仲間といっしょに
八王子丘陵のことを、詳しくきちんとまとめられたらいいやぃなぁ。


※「東毛漫遊山歩き」「八王子丘陵」タグにも分類しとくんべ。
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by dr_suzuki | 2015-01-28 19:55 | 雑録 | Trackback | Comments(0)
2014年 05月 26日
薮塚石切場跡へ、再び
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薮塚石切場跡 by instagram

 オレのブログで実は一番アクセスがある記事は・・・フシギなことに2007年の薮塚石切場跡なんさね。せっかく近くまで来たんで、また再訪してみっきゃ。

b0004675_1262848.jpg 以前とおーか違うんは、石切場跡までの道がまっさか整備されてたこと。アクション映画・テレビ番組でだいぶロケ地に使われてるみてぇだしなぁ。途中、滝野神社へつながるショートカットの道(太田市お得意の木製階段付き)もできてたで。



 石切場跡へ・・・緑陰の中に異質な空間。

 思わず息を呑む、その変わらぬ威容。ひんやりとした空気。切り立った垂直の壁。

 以前と違うんは、カップルで見学に来てた人たちもいたことさね。昔は男ですら、一人だとちっと怖ぇ空間だったんだけんど。以前は秘境だったここも、だいぶ観光地化してきたんだねぇ。

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by dr_suzuki | 2014-05-26 12:12 | 東毛(+両毛)漫遊 | Trackback | Comments(8)
2014年 05月 25日
太田市最高地点の考察・最終章 ~ 道標、 ついに根本(元)山に修正せられり
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ついに道標が誤表記の御所山から根本(元)山に修正されたで!

 前回根本山の石祠を根本(元)山系で発見してから、早一か月。太田市の某役人さんから「『御所山』と誤表記され設置されていた道標が、最近訂正されたようです」との情報をもらったんさね。御所山誤表記問題がついに決着されたんきゃ!桐生みどりさんからの情報では、誤表記され設置された道標は2基あるとのこと。この2基がちゃんと修正されたんだか確認に行ってみんべぇや。

 5月25日、薮塚へと車を走らせる。2011年冬にげきさんかさんと藪尾根を攻めた時と同じルートを攻めることにしたで。三島神社の駐車場に車を停め、温泉街を歩き、温泉神社から上ってぐと、今回もあっけなく道をロスト(笑)県道に出ちゃったんでそのまま進み、雷電山南の鞍部(砦跡脇)から上ってぐことにする。登ってぐと・・・何だこりゃ!?
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雷電山山頂手前に休息所が・・・半端ねぇ整備だぃなぁ

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山頂手前の雨乞いをしたってゆう石祠はそのままなんで
ぜひ2011年の時と比べてくんなぃ

 しかもハイキングコースとして太田市お得意の長ぇ木製の階段までできてるし。・・・せっかくなら雷電山の砦跡も整備すりゃいんにね。

・・・下ってぐと、おお勝負沼方面分岐の道標発見!誤記の御所山の表記を隠すように「根本(元)山」の板が張られてらぃ!!(この記事冒頭の画像)この問題提起から苦節4年半、ついに御所山の誤認から解放させたで。感無量だぃね。・・・根本山信仰があったんで、根本山のほうが相応しいとは思うんだけんど、根元山って表記をしてる文献もあるんで、根本(元)山の表記も致し方なしだぃね。このブログでもそう表記すっか。

b0004675_15311635.jpg このまんま上ってぐ。げきさかさんとキョーレツな藪漕ぎをして進んだ尾根もスッキリしちゃって、あの途中の巨岩も露わになってるで。あの時はここまでくるんもえれぇ大変だったんに。


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 しばらく上ってぐと、再び道標(2基め)。ここも「根本(元)山」の板が張られてらぃ。2基の道標の修正を確認!あぁ感無量だぃなぁ。

 せっかくなんで花の撮影しながら主尾根まで上ってぐんべ。主尾根への最後はつづら折りなんだなぁ。いやぁ2011年の藪漕ぎから比べっと、本当に隔世の感だぃなぁ(笑)

 旧3自治体の境界(狭義の「根本(元)山」:旧太田市最高地点)を越えて、275m峰太田市最高地点「根本(元)山」へ。・・・あれ?文化財課が樹に巻き付けてくれた「根元山」の説明の紙がねぇぞ。それとも雷電山みてぇに立派な山名標でも作ってくれるんかな?途中の道標は直ったけんど・・・まだ油断なんねぇかも、太田市(笑) 「最終章」って銘打つの、ちっと早かったかな??

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根本(元)山からの眺め
霞んでて遠くまでみえず・・・はぁあちこちで田植えが始まってるんだね


b0004675_1522487.jpg 山の花を探しながら、石尊コース分岐まで行って引き返ぇし、来た道を下って花を探索。この時期はあんま花がねぇやぃなぁ。せっかくなんで分岐から勝負沼に下りてみたんさ。前はここも薮だったんに、重機を入れて、すっかりいい道ができてたで。このご時世に金あるんねぇ太田市。


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八王子丘陵の花々
スイカズラ/テイカカズラ/ガマズミ(←いっぺぇ咲いてる)
ノイバラ(ほぼ終期)/タチドコロ/コゴメウツギ(終期)
(花さん、教えてくれてあんがと~)



b0004675_15231716.jpg 途中、白い花がいっぺぇ地面に散ってるんだけんど、肝心の花はおーか高ぇ樹に咲いてるんで、とても撮れなかったぃ。

勝負沼に到着。
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勝負沼
キショウブ(要注意外来生物)が咲いてたで

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 上図は、今回の上り行程を「国土地理院の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)」を用いてカシミール3Dで計算させたものを引用。下のフラッグ2つは修正された道標。.275mのフラッグが太田市最高峰・根本(元)山。勝負沼へのルートはGPSの電池切れで(笑)

 おわりに
 太田市最高地点誤表記問題を、このブログで提起して約四年半、役所っつーもんはホント縦割りで、横のつながりがねぇこと、いったん決めちまったものは、たとえ間違えでもなかなか訂正してくれねぇことがよくわかったぃ。それでも今回、誤表記が改められたんは、Twitterでの直訴に真摯に目をかけて下さった清水太田市長、協力してくれた強戸中の同級生でもある太田市市議会議員久保田氏、そしてこの問題に共感してくれた、げきさかさん、桐生みどりさんはじめ、このブログの読者の皆様、太田市職員有志の方々に本当に感謝だぃね。
 太田市は金山・八王子丘陵のハイキングコースの地図を新たに作るって話もあるらしいんで、ぜひその際は誤表記をしねぇようにお願いしてぇやぃね。オレができることがあったら、協力は惜しまねぇから、ぜひ作成委員に加えてほしいな。


【これまでの経緯】
御所山 (太田市西長岡町) ~ 惟喬親王伝説の山は何処へ (2009年2月)
太田市標高最高地点の考察 ~ 275m峰、その名は「根元(根本)山」か? (2010年10月)
続・太田市標高最高地点の考察 ~ 「根本山」の石祠を探して藪尾根を行く (2011年12月)
続々・太田市標高最高地点の考察 ~ 根本山石祠を発見せり! (2014年4月)
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by dr_suzuki | 2014-05-25 16:09 | 東毛(+両毛)漫遊 | Trackback | Comments(6)
2014年 04月 23日
ヤマツツジ咲く八王子丘陵 【ヤマツツジ】
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八王子丘陵逍遥
新緑の中、ヤマツツジ咲く

 根本山の石祠を探しに、籾山峠から根本山系を巡ってみたで。(詳しくはこちら
 
 その道中にはあっちこっちに咲き乱れてるヤマツツジ。せっかくなんで「東毛花めぐり」の記事にすんべぇかと撮ってみたで。

 ヤマツツジの朱と新緑とが、ちょうど補色のコントラストで、まっさか映えて綺麗だぃねぇ。

 八王子丘陵の山歩きは、ヤマツツジと新緑のこの時期がオススメさね。

 他にも、街では見慣れねぇ花がいっぺぇ。
 iPhone4S+マクロレンズで撮影してみたんで別記事で花図鑑特別編として紹介するとすっか。

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by dr_suzuki | 2014-04-23 08:03 | 東毛(+両毛)漫遊 | Trackback | Comments(10)
2014年 04月 20日
続々・太田市標高最高地点の考察 ~ 根本山石祠を発見せり!
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ついに根本山石祠を発見!

 2011年太田市の最高地点の名称が根本(根元)山で相応しいとの太田市文化財課からお墨付きをもらい早2年余りが経過。八王子丘陵のハイキングコースを利用される方が増えて喜ばしい限り。足利で発行されてるフリーペーパー『渡良瀬通信』でも八王子丘陵トレイルが紹介され、コース案内には根元山が載ってるじゃねぇきゃ!このブログでここが御所山でなく根本(根元)山である証拠を提示してきたけんど、定着してうれしい限りさね。(「根元」か「根本」かが文献表記で混在してんだけんど、文化財課の意見を尊重して、以下「根本山」とこのブログでは表記するで)

b0004675_19554218.jpg あぁこのブログでアピールしてきたのも無駄ではなかったぃなぁと思ったら、「やまの町 桐生」でお世話になってる足尾山塊の重鎮・桐生みどりさん(男性です(笑))から衝撃のメールをいただいたで。薮塚の青少年の家から、ハイキングコースを太田市が整備したんだけんど、そこに未だに根本山を「御所山」と誤表記した立派な道標が建てられてると!(怒:画像は桐生みどりさんご提供)太田市の工事課(花と緑の推進課)、何たる厚顔無恥の所業!文化財課の意見など全く無視しちゃったみてぇだ。御所山はゴルフ場建設の時に削られてしまって、はぁ今はねんだで。いかに役所が縦割りだっつーんがよくわからぃなぁ。改めて太田市標高最高地点は御所山じゃねぇ!根本山だぃ!ということを強くアピールし、工事課の暴挙に強く抗議してぇ!


 2011年12月に石祠を探しにオレとげきさかさんが辿ったあのひどかった藪尾根も、太田市の整備で重機が入って立派な道になり、追分(狭義の根本山)地点にはベンチも置かれてるそうだぃね。太田市って金あんな~。

 数日後、桐生みどりさんから、またも衝撃的なメールが来たで。「根本山の石祠を発見しました。ご案内します」えー!!あのめっかんなかった石祠があったって!?ホントっきゃ!すんげぇなぁ・・・どこにあるんだんべか?

 桐生みどりさんにご案内いただけることになり、4月20日午後、籾山峠に集合。前回の探索でもお世話になった、げきさかさんにも急遽連絡したで。

b0004675_19553893.jpg 籾山峠から根本山へ。八王子丘陵は今がつつじ(群馬県の発音でたのまぃ!)の季節。ところどころに朱色のヤマツツジが満開。新緑と補色になってるコントラストがまっさかきれいだぃね。それに見知らぬ花もいくつも咲いてて、こりゃ花図鑑のサンプルに恰好じゃねーきゃ!(ワクワク)


b0004675_20445856.jpg 追分(狭義の根本山)につくと、おおっベンチと道標ができてらぃ!この辺もすっかり以前と変わっちまったぃなぁ。


 桐生みどりさんいわく「こちらの南東の派生尾根の約100mぐらい下ったところにあるんですよ」とのこと。前回来た時は、追分近辺は十分探索したんだけんど、藪漕ぎで体力消耗して、こっちの尾根には下りなかったんだよなぁ。つつじ咲き乱れる、道なき尾根を下ってぐと・・・あった!石祠!


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大きな岩の上に載ってるんさね
・・・震災の時落ちたんか、屋根が壊れてらぃ。縁額が壊れてるんが痛ぇやい。


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左側面には 西長岡村中と発願人・世話人の名

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右側面には「嘉永四亥年 四月吉日」
嘉永4年は1851年。黒船が来る2年前、ここに建てられたんだね。

 げきさかさんも合流し、3人で感慨深く石祠を眺める。根本山系にも詳しい桐生みどりさんによると、屋根の形状からも根本山信仰の根本様の石祠の可能性が極めて高ぇっつーことだぃね。八王子丘陵の太田市標高最高地点を含むこの山系はやっぱ「根本山」っつーことだ。

b0004675_19525928.jpg こっから下に里のほうに行ぐ参道があるんじゃねぇきゃ?とみんなして探索してみたんだけんどよくわかんなかったぃね。さらに下におりてぐとゴルフ場に出ちまう。ゴルフ場ができたんで集落との往来は、はぁ完全に断たれてるんだんべ。山肌にはフジの花も咲いてたで。


 『太田市史』通史編 民俗(下巻) p205 (1985) には
 西長岡では、4月15日の春祭りの日の朝、ムラ境を中心に梵前(梵天)をたてている。(中略)梵前をたてる場所は、西長岡のムラ境と、ムラ内の菅原神社・雷電様・三峯様・根本様・山王様・弁天様の境内である。

 今日は4月20日・・・春祭りの4月15日をちっと過ぎたところだけんど、ここには梵前はたっていなかったぃね。ゴルフ場ができて春祭りの行事もすっかり廃れちまったんだんべなぁ。

 帰ぇりは、咲いてる花々をマクロレンズで撮影しながら下山。根本山説を完全補完でぎて、実に有意義な山歩きだったぃね。桐生みどりさん、げきさかさん、ありがとうございました!

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八王子丘陵の花々
アオダモ/ツクバネウツギ/チゴユリ
タチツボスミレ/サルトリイバラ(岩魚さん教えてくれてあんがと)/オトコヨウゾメ



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【上図は、本日の行程をカシミール3Dで国土地理院「ウオッちず」公開データに、今回のGPSのルートデータを読み込み加工したものを引用。根本山石祠のGPSデータ(下のピン)はN 36 22' 04.65"E 139 19 50.57" 標高234m 】 

【参考文献】
今井武八郎 『藪塚鑛泉案内』 p16 北新鑛泉同業組合事務所発行 1926
『太田市史』通史編 民俗(下巻) p205 太田市編・発行 1985

【追記】

太田市最高地点の考察・最終章 ~ 道標、 ついに根本(元)山に修正せられり (5/25)
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by dr_suzuki | 2014-04-20 20:10 | 東毛(+両毛)漫遊 | Trackback | Comments(8)
2013年 05月 19日
緑萌える八王子丘陵を歩く
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北部運動公園入口から新田堀に沿って北上
2基目の「標語こけし」を過ぎると・・・八王子丘陵ハイキングコース入口
こんもりした山は丸山

 太田市が八王子丘陵・籾山峠東のハイキングコースをだいぶ整備したってゆう話だぃね。以前は太田市清水市長とできたばかりの強戸の尾根道のハイキングコースを歩ったけんど、今度はこっから反丸山をかすめて、吉沢町萩原地区に抜け、北部運動公園までつなげたそうだぃね。じゃ北部運動公園から、ハイキングコースを通って、八王子丘陵主尾根に行ってみんべぇ。そういやしばらく神籠石にもいってねぇし、あともうひとつ探検ネタをめっけたんでぜひ行ってみようじゃねーか。いつもお世話になってるげきさかのぼるさんに今回も八王子丘陵の探検パートナーをお願い。二つ返事で快諾いただき感謝。いっつもわりぃんね~。せっかく整備したってゆうし、できたら八王子丘陵でトレイルランもできたらいーやぃなぁ。

 北部運動公園に集合。こっからしばらく新田堀に沿って歩ってぐと・・・おぉ!焼きそば君さんが画像を送ってくれた「標語こけし」が!(笑)さすが「標語こけし」の里・毛里田地区だぃね。2基目の「標語こけし」を越えたところに、ハイキングコースの入口(冒頭画像)があるで。


b0004675_16185385.jpg 竹やぶを整備した道を抜けてぐと・・・徐々に里山の風情。道も整備されてフラットじゃねぇーきゃ。しばらく登ってぐと・・・階段きゃorz しかも長ぇ。狭めぇし急だし。(実際は画像よりはるかに急峻に見える) 階段は自分の歩幅で登れねんで、太ももがまぁず痛くならぃな。しかもまたすげぇ急な階段だし!100段以上のとこもあるし(泣) もはや修行の感。トレイルランのレースやったら、この階段で絶対ケガ人でるね。


b0004675_16215651.jpg 下ってぐと、昔、通ったことのある見覚えのある道に出た。こっから東電の新栃木線鉄塔の整備道を使ってハイキングコースができてるみて。山道の雰囲気実にいいんだけんど・・・また階段じゃねーきゃorz。整備してくれるんはいんだけんど、階段造られっと返ってツラくなるんだけんど。階段を越え、『山田郡誌』にも載ってる集塊岩を右手に見て、主尾根へ。



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ここまでのGPSでのルート(赤線)
データはげきさかさんご提供。あんがと~!
(オレのGPSは旧式なんで、木立があるとGPS衛星をロストしちゃって、データがうまく取れなかったんさorz)


b0004675_16233495.jpg 唐沢山分岐の所で、60歳代と思われる男性トレイルランナーに出会ったので挨拶。すげぇ息一つ切れてねぇ。恐るべき健脚で唐沢山方面に消えて行った。カッコいいぜ!尊敬しちゃーで!オレもああなりてぇもんだぃ。そういや今日初めて八王子丘陵で人に会ったぃな。



b0004675_16254012.jpg 山は雑木林の新緑が鮮やか。空気もうんめぇ。主尾根は昔は藪がひどくって進むんにも難儀したんに、今はこんな遊歩道になってるんだもんなぁ。隔世の感。この辺りはあんまり起伏もねんで、走ったら気分いいだんべな。ただ整備されすぎちゃってて、足元がまぁず滑るんだけんど。走ったらマジ滑るの必至。尾根を巻いて、菅塩峠へ。峠の手前で、ちっと見晴らしのいーとこがあって新田方面がめぇらぃ。


 菅塩峠へ。おおっ!なんと菅塩峠の道標ができてんじゃねーきゃ!昔は迷宮の菅塩峠だったんになぁ。感慨もひとしおだぃね。
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菅塩峠・道標

 主尾根を歩って更に西の日向山へ。たしかまた・・・階段きゃorz。日向山を越えた鞍部。(なぜか5万分の1の地図で車が通れそうな実線が延びてるんだけんど、実際は車通不可)こっから桐生側に下りてちっと左奥に行ぐと賀茂神社の神籠石(かわごいし)があるんさね。・・・久々に神籠石に再会するんべぇか・・・っていきなし倒木複数。だいぶ道荒ちゃったんなー。最近はあんまり訪れる人いねんだんべなぁ。(迷いやしぃんで初めて行ごうとゆう人はGPSの携行をオススメするで)

 そして久々の再会、神籠石、アッタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

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山中に威容漂う、賀茂神社の神籠石

b0004675_16294834.jpg 相変わらずでかくって、四角くってすげぇなー。昔はまっとまっ平らだったってゆうから、神様がマジ降臨してくる雰囲気。げきさかさんと比べっとその大きさがわかるんべ?


b0004675_16383795.jpg さて、また主尾根に戻り、整備されたっつー籾山峠方面まで行ぐきゃと思ったけんど、距離が長くなるんで、引っ返すことにしたで。北部運動公園まで来た道を戻ると、またあの急な階段を上り下りするんきゃと気が滅入ってきたんで、途中から北金井キャンプ場方面に降りて山裾を周回して戻ることにしたんさ。


 で、せっかくここまで来たんだし、もうひとつの探検をやってみることにしたで。

 それは北金井・妙智沢の奥にある「夫婦石(めおといし)」をめっけること。
 『強戸かるた』(強戸地区青少年健全育成推進会議、1988)の「め」の札になってるんさ。
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 かるたの読み札の後ろの解説はこうだぃね。画像に撮ったんを引用すっと。
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 ・・・・何度かあの辺、歩ってたことあるんだけど、そんな石あったっけ??

b0004675_16382991.jpg 北金井の遊歩道を下ってぐと・・・雷電宮の石祠があるはず・・・あった!あれれ、屋根が落ちちゃってらぁ・・・震災でぼっこわれちまったんかな?2人だと重くて腰痛めそうなんで申し訳ねぇけんど、そのままにしてきたぃ。誰か大人数で行って直してくんなぃ。(この石祠は昭和初期の記録では主尾根にあったみてぇなんだけんど、なぜか今は中腹にあるんだけんど・・・)


 で、砂防ダムが見えてきたで。かるたの読み札の解説に書かれてあった「砂防ダムを左手にみて、下りきったところの左手の山を見上げると」とあるんで、ここいらへんか・・・
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夫婦石、アッタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
って、これが夫婦石でいいんだんべ?

b0004675_1934511.gif 説明板など一切なし・・・地元のかるたに詠まれてる石なんだから説明板ぐれ作りゃいんになぁ。って、かるたになるぐれぇだから、この石のすげぇ伝説が残ってるんだんべ??

(赤はGPSでの今回のルート、夫婦石・雷電宮石祠の位置のおおよその位置、この辺の地名と小字を紺で地図に入れたで)


b0004675_16423285.jpg 北金井キャンプ場に下りてきたぃ。おぉ!かまぼこ兵舎は健在!北金井から成塚向山の脇を通って上強戸に入ぇり、北部運動公園に戻ってきた。歩くと結構あるんなー。


 本日の歩った距離、約14km・・・緑萌える八王子丘陵を満喫。陽射しは強かったんだけんど、風が爽やかでよかったぃ。げきさかさん、オレの道楽につきあってくれて、いつもあんがとう。せっかく整備されたんだけど、整備されすぎちゃってて、オレみてぇなレベルじゃ、トレイルラン決行したらケガしちゃうなーと思うね。

【参考文献】
『強戸かるた』 強戸地区青少年健全育成推進会議 1988
『山田郡誌』 1939

【5月22日追記】
GPSデータを挿入。げきさかさん、GPSのデータあんがと~!
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by dr_suzuki | 2013-05-19 16:57 | 東毛(+両毛)漫遊 | Trackback | Comments(2)
2012年 12月 02日
川内・東小倉から吾妻山へ ~ いにしえの吾妻山本道を行く
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小春日和の吾妻山山頂より

 最近、にわか川内フリークとなって、川内行脚をしてらぃね。こないだ川内・東小倉の東禅寺に角塔を見に行った時に、こっから吾妻山に登るんが昭和初期以前は吾妻山登山の「本道」だっつーことを知ったぃね。そうと知った以上、本道を辿って東小倉から吾妻山に登ってみんべぇか。

 実はオレ、渡良瀬川左岸の山に登ったことがねんさ。もちろん吾妻山にも登ったことがねぇ。吾妻山は桐生市街の吾妻公園から登るんが、現在の王道だんべけんど、川内からの道が本道と知ったからには、登るんならぜひこっちからだ。もしかすっと道の脇には石仏がいっぺぇあるかもしんねぇしな。とゆうことでまずは手持ちの『野山歩きのヒント』(桐生タイムス社:2003)で下調べ・・・川内からの道が紹介されてねぇし。とゆうことは現在廃道に近けぇってことなんかな?急に一人で遠征するんが不安になったんで、困ったときの神頼み、げきさかのぼるさんに同行をお願いしちゃった。げきさかさんもこのコースは登ったことがないとのことで二つ返事でご快諾いただく。あんがと~!吾妻山程度の山で使うのもなんだか気恥ずかしい気もするが、もし膝を壊して、来週の駅伝に出られなくなると困るんで、ヒマ○ヤで山登り用のストックを購入。

b0004675_1536886.jpg 12月2日朝、9時前に集合場所の東小倉・東禅寺へ。まっさか寒みぃ。お約束の無線機やGPSで武装。出発・・・東禅寺の東の外れに小さなお宮がある。名前が表記されてはいねんだけんど、GoogleMapでは「吾妻権現」との表記がある。ここが吾妻山への本道だった名残ともゆえるものだんべ。


 この裏から登山道が延びてるらしい。有名な道じゃねぇみてぇだし藪こぎは嫌だなぁと思って進むと・・・まったくフツーの登山道。それなりに人が通ってるらしい。途中「鉱山試掘跡」がある。人が一人入れるぐれぇの大きさが開いてるんだけんど・・・さすがに中に入る勇気はねぇやぃ。入口が落ち葉の吹き溜まりになってたんで、今回もエステーの簡易放射線計測器エアカウンターSで測ってみた・・・0.14μSv/h±だったぃね。公開されたデータだとこの辺は0.07μSv/hとされてるんで、落ち葉だまりだと倍ぐれぇなんかね。(除染対象は0.23μSv/h以上) 新しい道標も建てられてるんで、有名じゃねぇだけでそれなりの人が通ってるんだんべな。(GPSで計測すると、鉱山試掘跡はN36°25'54.34" E139°19'36.81" 標高327m)

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げきさかさん「鉱山試掘跡」偵察中/約1mの高さで0.14μSv/h/「鉱山試掘跡」道標・平成23年製


b0004675_1536172.jpg 小休止して山頂へ向かう。いやぁこっからが結構急だったぃ。ストック買っといてよかったぁ。上りがまぁず楽だ。膝への負担も少ねぇやぃねぇ。


 そして東禅寺から40分もかからず自身初の吾妻山登頂に成功!評判通り桐生市街が良くみえるじゃねーきゃ!

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川内方面分岐標/山頂標/山頂の石祠


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桐生市街~渡良瀬川~八王子丘陵(廣澤丘陵)~金山

 初の吾妻山・・・いやぁ結構な賑わい。何よりご高齢の方が多い。話をすると「ここは別名『年金山』だからな。暇な老人がみな登ってくるんさ」・・・いやぁ「年金山」とゆうセンスには思わず笑っちまったよ。みな現在の王道の吾妻公園から登ってくるらしいんだけんど、ここに登って来るよう人なら健康でいんじゃねん?川内から登ってきたとゆうと「川内からだと距離は短ぇんだけど、最後が急だかんなー」とのお話。そして画像を撮ってると別の女性に「あそこには富士山が見えるんだよ」と教えてもらう。
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富士山、ミエタ━(゚∀゚)━!
手前は桐生競艇場

b0004675_978100.jpg まっと空気が澄んでいればスカイツリーも見えるそうなんだけんど、今日は霞んでて見えなかったぃね。せっかく山頂に来たんで無線機を取り出して、ちっと無線やってはみたんだが、山頂にいっぺぇ人が来るんで、こっ恥ずかしくなって、終了(笑) 交信局ゼロ。


b0004675_985984.jpg せっかくなんでこの北にある吾妻山の別峰、通称・女山にも行ってみた。関東ふれあいの道で整備されてて階段もついてる。階段にすると登り降り、かえって膝とか腰がツライんだけどなぁ。なにもこんな整備しなくってもいいんにね。女山の方に行ぐ人は少ねんだし。道の脇には昨日平地でも霰が降ったけんど、この辺は雪だったみてぇでうっすらと積雪のようなあとがあらぃね。


b0004675_15355716.jpg 数分で女山山頂到着。女山には東電のマイクロウェーブの中継局(反射板)があるんさ。(群大工学部のあたりからよくめぇる)でもこんなものに興味があるヤツはオレぐれぇか?(笑) こっちは吾妻山の喧騒が嘘のような静けさ。鳴神山まで縦走でぎるんは知ってたけんど、こっから3時間40分ってorz


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マイクロウェーブの中継局(といっても反射板)、アッタ━(゚∀゚)━!


b0004675_17462799.jpg 再び吾妻山山頂に戻ると・・・子どもたちや家族連れがいっぺぇ!いやぁ吾妻山って人気あるんだねぇ。


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自分の住んでる街を眺めるって幸せなことなんじゃねぇかと思うで


 もうこの状況で無線なんかやったら、「変なオジサンのところへ行くんじゃありません!」と奇人扱いされる(笑)の必至だぃなぁ。

 そそくさと賑やかな山頂から川内方面へ下山。ストックあると下りも楽だ!途中落ち葉で2度滑っちゃった。うっすら雪化粧をした赤城山や袈裟丸山がキレイだぃね。行ぎも帰ぇりもオレたち以外には誰ともすれ違わなかったぃね。昭和以前の本道も、今やひっそりとしたハイキングコースになっちゃんたんべなぁ。でも「階段」はつけなくっていいよ。

・・・そういや本道で期待したてたんだけんど、石仏ひとつも見かけなかったぃな。

 川内の古刹・東禅寺に到着。紅葉がきれいだぃね。
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東禅寺境内より吾妻山を望む


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 上図は、今回の上り行程を「国土地理院の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)」を用いてカシミール3Dで計算させたものを引用。フラッグは鉱山試掘跡。


 (つづく)

【参考文献&サイト】
『山田郡誌』 1939
『野山歩きのヒント』 桐生タイムス社 2003
放射線量分布状況調査結果について (桐生市) 2012年12月2日アクセス
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by dr_suzuki | 2012-12-02 16:21 | 東毛(+両毛)漫遊 | Trackback | Comments(6)
2012年 05月 23日
袈裟丸山系の放射性物質による汚染状況について
※無断引用・転載を禁ず

【はじめに】
 2011年3月11日の福島県の東京電力福島第一原子力発電所の事故で飛散した放射性物質は東毛北部の山岳地帯に降り注ぎ、広く山野を汚染した。とりわけ袈裟丸山系は高濃度に汚染されている結果が示されている。 1,2) 
 2012年5月20日、東毛北部の袈裟丸山中腹の「寝釈迦」まで登攀する機会があり、登山道途中で、空間放射線量を測定したので、その結果を報告する。

【方法】
 みどり市東町袈裟丸山塔ノ沢登山口より、中腹の「寝釈迦」まで往復し(片道約2km)、その道すがら、家庭用放射線量測定器・エアカウンターS(エステー、東京)で地表より約1mの高さで空間放射線量を測定した。エアカウンターSは事前に(某施設で)シンチレーションサーベイメータ・TCS-171(日立アロカメディカル、東京)と表示される測定値を比較検討したが、概ね遜色ない数値が得られた。
 測定場所は道標前など、目印になるものの付近で行い、途中、目印のない地点の測定にあってはハンディGPS計測器・Foretrex101(GARMIN、米国)で緯度経度を計測し記録した。

【結果】
 2011日5月20日、天候は晴れ。午前8時から11時の間に塔ノ沢登山口から「寝釈迦」周辺まで計9ヶ所で空間放射線量を測定した。結果は以下の通りであった。空間放射線量は測定時に多少の変動があるため±を加えた。デジタルカメラで撮影した画像も提示する。(光の反射や手ぶれがあったりして、うまく撮影できてないものもあり、それぞれの地点で良く撮れた画像例を提示する) 単位はμSv/h(1時間あたりマイクロシーベルト)である。

地点1. 塔ノ沢登山口 : 0.38μSv/h±
地点2. 木橋の標識前 : 0.28μSv/h±
地点3. 登山道途中(N36°35'59.54" E139°22'02.92"地点) : 0.24μSv/h±

地点4. 寝釈迦中間地点道標 : 0.21μSv/h±
地点5. 登山道途中(N36° 36'13.82" E139°21'59.78"地点) : 0.34μSv/h±
地点6. 寝釈迦横 : 0.30μSv/h±

地点7. 寝釈迦北「ゴミは持ち帰りましょう」標識前 : 0.31μSv/h±
地点8. 寝釈迦北ベンチ前 : 0.32μSv/h±
地点9. 寝釈迦道標前 : 0.33μSv/h±

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 同日、小生の家(東毛某所)の庭での測定では0.05μSv/h±であった。

 なお「放射線物質汚染対処特措法」による土壌等の除染等の措置は、1mの高さでの空間放射線量が「一時間あたり0.23μSv以上」と規定されている。3)

【考察】
 高濃度の放射性物質による汚染が危惧されていた袈裟丸山系であったが、測定の結果、簡易測定器の計測値であるものの、平野部から比べると概ね5~7倍という、除染レベルに相当する高い空間放射線量が、事故後1年経過した時点でも依然存在し、その数値も国や市で発表された数値と概ね同程度であることが確認された。登山口の放射線量がやや高いのは、登山者の靴等に付着した高所の汚染された土砂が登山口に運ばれたことが一因ではないかと推察した。
 昨年初夏にも測定を計画したが、当時は安価な簡易測定器が発売されてなかったこと、加えてこの山系に不案内で単独行ではいささかの危惧があり実行できなかった。近頃入手容易な家庭用放射線量測定器が安価で発売され、今回は「寝釈迦」までの道に明るい同行者にも恵まれたため、懸案の計画を実行できた。機会があれば、より精密な機器にて別の山系も含め測定をしたいと考えている。

【謝辞】
 快く同行していただいた、げきさかのぼる氏に感謝致します。

【参考文献】
1) 文部科学省及び群馬県による航空機モニタリングの測定結果について(平成23年9月27日) (PDF) 放射線モニタリング情報 文部科学省 2012年5月23日アクセス
2) みどり市放射線量マップ (PDF)  みどり市 2012年5月23日アクセス
3) 放射性物質による環境汚染情報サイト 環境省 2012年5月23日アクセス

せっかく袈裟丸山に行ぐんだし、空間放射線量調査をやってみたで・・・結果は、いつものブログのスタイルを変えて、昔取った杵柄?で、ちっと学術報告っぽくしてみたで(笑)
 
 ・・・まぁ家庭用放射線量測定器で測ったもんだし「参考程度」に見てくんなぃね! 追試も歓迎!(笑)
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by dr_suzuki | 2012-05-23 13:36 | 東毛(+両毛)漫遊 | Trackback | Comments(7)
2012年 05月 23日
沢入・塔ノ沢不動滝へ
 林道を下ってぐ・・・途中対向車が来ちゃったorz 上り優先なんで、バックで戻らねぇといけねんだけんど、腰が痛っくって大変(泣)

 げきさかさんが、林道途中のちょっと下ったところに大きな不動明王と立派な滝があると教えてくれたんで、その近くで林道の広くなってるところに車を停めて案内してもらったんさ。

b0004675_12423490.jpg 大山祇之命の石碑が目印。石碑は「明治25年」「炭焼有志連中」とあり、山仕事の安全を祈願したもんなんだんべね。


b0004675_12423730.jpg ちっと目を下にすっと、おおっ!!何やら巨大な石仏発見!


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不動明王
アッタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
丸彫立像・明和5年(1768) 1.5mぐれぇある!


 紅い腹掛も新しそうで、今でも立派な信仰の対象なんだんべねぇ。

b0004675_12424030.jpg そして更に急な斜面を下ると・・・見事な滝が目の前に!



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塔ノ沢不動滝
流量豊富!これは壮観!
しかもまっさか涼しい~!

 いやぁこれは見事な滝じゃねーきゃ・・・急斜面で上り下りはまぁず大変(脚の悪りぃ人はキビシイね)だけんど、まっと有名になってもいんじゃねんかねぇ。

 そばに立派な不動明王もあるし、ここは昔っから修験の場だったんだんべねぇ。

 ・・・惜しむらくはGPSを車の中に置いてきちゃって、場所を記録できなかったことだぃorz

 袈裟丸山を含め、足尾山塊のオーソリティ、オレもお会いしたことある増田宏氏の『袈裟丸山 自然と歴史・民俗』より謹んで引用すっと・・・ (『袈裟丸山』の一部は「やまの町 桐生」でも読むことがでぎるで、こっち

塔ノ沢不動滝

 塔ノ沢随一の滝で林道塔の沢線が小中西山線と分岐してまもなく林道右上の大山祇之命の石碑から急斜面を下ったところにある。花崗岩からなる二段のナメ滝で落差約15m。水量があるので見応えがある。車で林道を通ると見過ごしてしまうが傍らには不動尊の大きな立像があり一見の価値がある。
 たしかに一見の価値あり!

 国道122号へ。入口の看板が寝釈迦への目印ではあるけんど、これ・・・ちっと車で行ってみっかとしたもんの、不安になって途中で引き返ぇした人もいっぺぇいるんじゃねぇかなぁ。
 昼食は神戸駅の「レストラン清流」に行ってみたんだけんど、予想以上の激混みorz あきらめて最近評判の「やまと豚弁当」(手ぬぐい付き1000円)を買って、大間々で解散。げきさかさん、いろいろあんがと~!

 家に帰ぇっから弁当食うかなと思って、画像を撮って、そのままデジカメやGPSなどのデータをPCに取りこんでたりしてたら・・・子供に食われちまったorz 「うまかった」っつー話だぃね。

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国道122号の看板/神戸駅にて/やまと豚弁当


【参考文献】
増田宏 『袈裟丸山 自然と歴史・民俗』 七月堂 2002


  (袈裟丸山探索編、了・・・で、もひとつ記事あり)
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by dr_suzuki | 2012-05-23 12:58 | 東毛(+両毛)漫遊 | Trackback | Comments(0)