2008年 01月 29日
八王子丘陵西部縦走 ~ 荒神山→籾山峠
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姥沢峠(峯街道八王子越)の庚申塔


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みどり市営バス・南光寺北バス停/荒神山登山口/整備された山道
荒神山から笠懸町/黒石山前の石製の御寶前(寛政年間)/黒石峠前
茶臼山への分岐(姥沢の頭)/水道山山頂(270m)/石尊宮への分岐
実は根元山山頂?(文献によると根元山の可能性高い)/籾山峠登山口/案内看板
群馬弁警告看板がここにも/切り通しの新・籾山峠/おりひめバス、キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!

 昨夜の天気予報では霙も予想されていたんで、山歩きをするかどーか悩んでたぃね。朝起きっと、曇り空。でも夜中に雨が降らなかったみてぇだぃね。んじゃ、足場も悪くねぇだんべぇし、天気の崩れねぇうちにいっちょ行ってみっか。
 さてどこにすっかなぁと悩んだ挙句、近くがいーんじゃねぇかっつーことで笠懸東小の隣にある「荒神(こうじん)山」にすることにしたぃね。でも歩ってぐにはちっとんべ遠い。車で行ぐと確かあそこ登山口近辺に駐車する場所がねんだっけなぁ・・・と思い、そっか、あの「みどり市営バス」に乗って、南光寺北バス停から歩ってぐか(こっからなら1kmねぇし)っつー妙案を思いつく。復路はゆっくり歩ってくればなんとかなっかな。問題は、一日4本しかねぇバスだけんど・・・おおっ!バスがもう少しで来るじゃねぇかとみどり市役所バス停へ急ぐ。今日のお客はオレを含め3人。南光寺北バス停について、荒神山登山口を目指す。・・・すると登山口には「P→」マークがあったorz 車で来ても良かったんかぁ。まぁ運動になるからいっかな。

b0004675_20535356.jpg ここは「笠懸東小学校自由活動登山道」とゆーことで、地元の方々が下草を刈って登山道を整備してくれてるんでなっから道がいーんさ。途中鎖場も作ってあって、こりゃ子供たちも喜ぶんべねぇ。(もちろん鎖場を周回して登ることもでぎる)
 
 都合10分で荒神山山頂(218m)に到着(。西の展望が良くって、笠懸界隈を眺めることがでぎらぃね。子供の時に、地元の里山に登って自分たちの暮らす町を眺めることはとってもいーことなんじゃねんかなとオレは思うんさね。


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荒神山山頂


 荒神山は『上野国郡村誌』 新田郡阿左美邨ではこう説明があるんさね。
 荒神山  高三十弐丈八尺、八王子山ノ一峰ナリ、八王子山周回十里三十三町、詳ニ藪塚村志ニ出タリ、南ハ藪塚村ニ接シ、東ハ山田郡廣澤村ニ属ス、松樹ヲ疎生ス。登路一條字桜塚ヨリ上ル 長八町四十四間
 さてさてたった10分で目標を果たしちまった。これで帰るんもつまんねぇな。幸いにも曇り空でまだ天候は持ちそうだぃね。どーすっか・・・?よし!車で来たわけじゃねんだし、いつかやろうと思ってた籾山峠まで「八王子丘陵西部」の縦走をやってみんべぇ!と意を決し、東へ進路を取る。

 歩を進めっと、右手に配水場のフェンスが見ぇる。それに沿って歩ってぐと、道の右手に石製の御寶前(寛政年間)、左手には石祠(明和九年;1772)が鎮座してるんさね。ここの岩の高まりが黒石山らしい。さらに東へわずかに進むと黒石峠。八王子丘陵の新田山田郡五條の峠の最も西の峠、薮塚瀧の入と広沢岡の上を結ぶ古道。現在はあまり使われていねぇようで薮塚側は藪に覆われてるんさね。(「薮塚本町誌」によるとこの近くに「弘化三年(1846)」の石祠もあるらしい)
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黒石山と石祠


 更に道を東へ。南側は杉林。あと1月も経つとこの尾根道、スギ花粉が飛んで花粉症のオレは歩けねぇやぃなぁ・・・と思いながら進んでぐ。木立に阻まれるんかGPSが衛星をロストしたと警告が頻繁に出たんさ。空には米軍機が演習なんか八王子丘陵上空を低空で飛んでるんも見えらぃね。

b0004675_21385157.jpg 尾根道をアップダウンしながら進む。茶臼山への分岐に到着。(姥沢の頭;左) ここは去年も訪れたんだぃね。確か同じ火曜だったけど、結構人がいっぺぇいたぃね。今日は天気が悪りぃせいなんだか、この山道誰にもあわねんね。

 歩ってぐと、八王子山への分岐、東毛少年自然の家の不整合コースの降り口を越え、古道・姥沢峠(峯街道八王子越)に到着。峠の庚申塔(一番上の画像)がみえる。こっからは北東にある水道山への道、杉の林の中を麓の八王子神社へ下る藪道、薮塚・籾山峠への道が分岐するんさね。せっかくなんで水道山に寄り道することにした。程よく整備された山道(結構急だぃね)を登ると水道山山頂。ベンチもあり、晴れた日には展望もよさげだぃねぇ。こっからの尾根道は麓の宝珠院まで行ぐそうだけんど、行くと本来の目的の籾山峠に行げなくなっちゃうんで、また庚申塔のところの分岐まで引っ返す。

 薮塚方面の道を東へ進むと、石尊宮・勝負沼方面への分岐。そのまま東へ進むとやや登ってピークに達するんさね。ここが根元山。現在の太田市の最高地点。北長岡の里の北側に鎮座する山だぃね。こっから五條の峠の真ん中、籾山峠までは急な下り坂。20年ぐれぇ前、籾山峠からこの近辺に無線機とアンテナ、バッテリー背負って毎冬上ってたけんど、当時から比べっと訪れる人も増えてきてるんか道がだいぶ良くなったぃねぇ。あの頃は、籾山峠からここがまっさか急登で、おまけに道も悪くって、背中のバッテリの硫酸が漏れるんじゃぇきゃと心配して登ってたんを思い出さぁね。しばしば引用してる昭和11年の「毛野時報」の新井信示氏の『八王子山脈縦走記』には「入長岡と中廣澤とを連絡する籾山峠(百九十二米)を横ぎる。行く手は篠の生えて居る急峻な上がりで此のコース中に於ける「胸つき何町」とか申すべき處である。篠に縋りながら喘ぎ喘ぎ上がれば根元山二百六十米の頂上で、正に強戸薮塚兩村境界の一角に当って居る。長岡方面で御所山といふのはこの山の事であらうか。」とあるんさね。御所山はここじゃねーんみて。でも北長岡の惟高親王伝説由来の御所山は未だ特定でぎてねぇんさね。(追記;こっちもみてくんな)
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根元山への急坂
「行く手は篠の生えて居る急峻な上がりで
此のコース中に於ける「胸つき何町」とか申すべき處である。」
~新井信示『八王子山脈縦走記』より

 足を泥濘に滑らせながら目標の籾山峠(旧道)無事到着。荒神山登山口からの縦走所要時間は約80分だったぃね。そーいや今日は誰とも山道で会わなかったな。籾山峠は十年ぐれぇ前、ちっと下に切通しの県道桐生新田線の広ぇ道ができて、狭かった旧道は通行止めになったんさね。(ヘアピンカーブが数箇所だけあったっけなー、プチイニD(笑)) この辺は不法投棄をする輩が多いせいか、以前、桐生の堤町にあった「群馬弁警告看板」と違うヴァージョンの警告看板が設置されてたぃねぇ。

b0004675_1730043.jpg  ・・・さて籾山峠に到着し、悲願の八王子丘陵西部縦走を果たしたんはいーんだけんど、問題はどーやって家に帰ぇるかだぃね(笑)こっから南に下って薮塚駅か治良門橋駅に行って東武桐生線で帰ぇるか、北に下って広沢に出て国道50号づたいに帰ぇるか・・・思案数分、まぁ腹が減ってることだし、うどん好きなオレは広沢の50号沿いの「丸亀製麺」に行ぐことにすんべぇやと決め、讃岐うどんに惹かれ北への下り道を選択することに(笑) 途中、梅が有名な桐生南公園に寄ってみたけんど、まだちっとんべ早くって全然咲いてなかったぃねorz。


b0004675_21125934.jpg 県道を50号まで下って丸亀製麺で讃岐うどん(右)食って、さぁ50号を西に歩ってぐかぁっと・・・広沢交番前の交差点を渡ってすぐ、桐生市営おりひめバス広沢小学校前バス停あり。時刻表を見っと・・・おーっ!なんたる幸運!桐生駅南口行きがあと5分後に来るじゃねぇーきゃ!東毛で本数のなっから少ねぇ公営バスに偶然乗れるってゆーのは超ラッキー!だんべ!そして人生初めてのおりひめバスに乗車。JR桐生駅に着くと、両毛線上りは5分後発!これもラッキー!これで岩宿駅まで帰ぇって来られたで!そっからみどり市バスで・・・と思いきや、さすがに一日4本のバスに乗れるほどラッキーじゃなかったぃね・・・orz 仕方なく家まで歩って帰ってきたけんど、家に来た途端、小雨が降ってきたんさね。今日はバスにも天候にも恵まれラッキーの一言。

 今日は悲願の「八王子丘陵西部縦走」達成、おまけに群馬県人らしからぬ行ぎも帰ぇりも公共交通利用とゆー「エコな山歩き」(笑)だったぃね。

 【下図は、カシミール3Dで国土地理院「ウオッちず」公開データに、GPSのルートデータを読み込んだものを引用;フラッグは黒石峠手前の石祠。途中尾根道を歩ってるはずだけんど、杉林の木立でGPSがロストしたんだか、黒石峠からしばらくは結構いーかげんな表示をしてらぃね。寄り道は水道山。最初の左上の「文」は笠懸東小、籾山峠から50号まで下り(地図でみると結構距離あるなー)、右上の「文」(広沢小)の前からおりひめバスに乗ったんさね。】
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【参考文献】
『薮塚本町誌・上』 p863,868 , 薮塚本町 1991
『上野国郡村誌』 新田郡阿左美邨
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by dr_suzuki | 2008-01-29 17:54 | 東毛(+両毛)漫遊 | Trackback | Comments(4)
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Commented by 楚巒山楽会代表幹事 at 2008-01-30 09:56 x
祝!八王子丘陵西部縦走達成!荒神山周辺の案内版、初めてみました。山も三日あわざればですね。八王子丘陵の裾をつたって振出しに戻るのも楽しいですよ。
Commented by dr_suzuki at 2008-01-30 15:50
▼楚巒山楽会代表幹事さま
ありがとうございます。
荒神山は、案内板が多数設置されてたぃねぇ。子供達の登山も安心だぃね。
でも西部の山々もまだ行ってねぇところがいっぺぇあるし、しばらくは楽しめそうだぃね。八王子丘陵東部の縦走もやってみてぇけんど、道は整備されてなくって薮べぇだし、イノシシいそうだし、一人じゃおっかねぇやぃね。
Commented by イナオカ at 2008-02-01 08:20 x
「地元の里山に登って自分たちの暮らす町を眺めることはとってもいーことなんじゃねんかな」、俺もそう思う。
Commented by dr_suzuki at 2008-02-01 21:47
▼イナオカさん
ご賛同感謝。そして大人になって眺めると別の感慨が浮かぶと思うんさね。


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