2007年 10月 09日
東村防空監視哨跡 (みどり市東町花輪)
b0004675_20202814.jpg
b0004675_1727368.jpgb0004675_17271589.jpgb0004675_17273081.jpg
東村防空監視哨跡 (みどり市東町花輪;みどり市指定史跡)

 小中大滝を後にし、花輪地区へ向かう。東毛の戦争遺跡、「東村防空監視哨跡」に行ってみることにしたぃね。

 1941年にB25による本土爆撃が始まっと、群馬県は防空計画を策定して、防空監視総本部を県庁におき、県内40カ所に防空監視哨を置いたんだそうだぃね。この東村花輪防空監視哨は1942年に完成。構造は下部はコンクリート製のラッパ状に開く円筒形の聴音壕、上部は失われてるけんど、聴音しやすいように円錐形の萱葺きの屋根がかかっていたんだと。この中で24時間体制で、敵機の機数や侵入経路・時間などを音響の聴音と目視で確認してたんだと。(経験を積むと機種の判別も100%聴き分けられたんだそうだけんど・・・) 

1995年旧東村に残る戦争遺跡として、村指定遺跡に指定。(→合併に伴いみどり市に継承) 場所はちっとわかりづらくって、右往左往しちまって、地元の方に尋ねて、やっとこさ場所がわかったんだぃね。みどり市東庁舎の東側ののどかな田園風景の中の丘の上にひっそりとあるんさ。今はコンクリートの枠しかなくって、一見すっと「古井戸」のようにしかみえねぇんだけんどね。中も雑草が茫々さね・・・・でも今を去ること60年前、ここで米軍の電子の目と耳に対抗して、人間の目と耳を極限まで研ぎ澄ませた兵士達が戦っていたんだねぇ。

b0004675_10561150.jpg
  

 防空監視哨跡 (みどり市ホームページ)

 ※群馬県内には防空監視哨跡は、ここと、長野原町大津交差点近くに残ってる(長野原町指定史跡)んだそうだぃね。

(つづく)

【参考文献】
『フィールドワーク 群馬の戦争遺跡』,p49-50, 第10回戦争遺跡保存全国シンポジウム 群馬県実行委員会, 2007
『日本の戦争遺跡』, 平凡社, 2004
[PR]

by dr_suzuki | 2007-10-09 17:58 | 東毛(+両毛)漫遊 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://mukidouan.exblog.jp/tb/7553452
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


<< NTT DoCoMo 小夜戸衛...      小中大滝 (みどり市東町小中) >>