天神山(みどり市笠懸町)山頂174m、三等三角点「天神山」
来迎阿弥陀三尊笠塔婆/馬見岡(まみのおか)凝灰岩露出地看板/切り立った凝灰岩だぃね
途中まではのぼりやしぃけんど/三等三角点「天神山」/木立の合間より鹿田山
今日は午前中は家事都合。午後、天気もいんでどっか歩ってみっかっつーわけで、こないだの藪塚石切場跡のコメントで、三束雨さんより「
馬見岡凝灰岩露出地」のリクエスト?を受けたんでウォーキングのコースを替えて行ってきたで。
馬見岡(まみのおか)凝灰岩露出地は笠懸西部の独立丘、天神山(174m)の南麓にあるんさ。新生代第三紀中新世の火山活動により堆積した火山噴出物だそうだぃね。地層には貝やサメの化石もあるんで、この辺は浅い海だったらしい。この石は柔らかっくって加工しやすかったらしくって、古墳時代から石材として利用されてたんだと。この凝灰岩で作った石仏なんかが、新田郡を中心に現在の群馬や埼玉にも広く分布してるんだそうだぃね。
上のように約3m弱の凝灰岩の壁(石切の跡)がみられらぃね。まぁ、先週の
藪塚石切場跡が衝撃度絶大だったんで、ここは(学術的にはすげんかもしんねぇけんど)素人眼にはあんまインパクトはねえやぃね。
山の東側に沿う道沿いには、「
天神山古墳」(第3号墳の石室がわずかに保存されてるけんど、白い網目に囲まれちまって中がまっさかみづれぇよ)や鎌倉後期に作られたっつー「来迎阿弥陀三尊笠塔婆」もあるんさ。(小屋に入ってらぃね。ゴミ置き場じゃねぇよ。)
天神山古墳群
せっかくなんで、天神山山頂まで上ってみたで。現在中腹は樹木伐採中。途中からは藪歩きになっちまったが、数分で山頂に到着。山頂には三等三角点(基準点コード TR35439427101 点名 天神山 )が鎮座。かかってた山標名には172mとあっけど、三角点の点の記は174mだぃね。これで、この冬、旧笠懸町の
三角点のある3峰を
無事完全踏破(笑)
馬見岡(まみのおか)凝灰岩露出地 (このあたり;ちず丸リンク)
馬見岡凝灰岩露出地 (みどり市ホームページ)
来迎阿弥陀三尊笠塔婆 (みどり市ホームページ)
帰りは、鹿田山を左手に眺め、西鹿田の通称「大(おお)田んぼ」の中を歩ってきたんさ。今日はまるで桜の咲くような頃のあったかさ。路傍の石垣には「フユシラズ」が咲いてたで。今年の「冬」はどこいっちまったんかねぇ。花粉が飛び始めてるってゆーけど、オレはまだ症状が出てねぇやぃね。
大田んぼより天神山
(2008年4月追記)
この天神山の北には通称和田山、向山っつー低山があるんさね。
和田山の山頂直下には農村広場とゆー運動場があるんさ。
そこの桜は、まっさかきれいだで。
【桜】 農村広場 (みどり市笠懸町)