昨日はいい天気だけんど、なっから風が強かったぃね。都合で広沢まで行ったついでにまた渡良瀬川堤防でウォーキングしてみたぃね。強風の中、赤城山をみれば、麓の方まで雪雲が覆ってたぃね。はぁもうすっかり冬だぃね。渡良瀬川の昭和橋から松原橋まで歩くことにしたぃね。・・・・途中、川幅いっぺぇに「太田頭首工」っつーでっけぇ施設があるんに気づいたぃね。
ありゃ何の施設なん?って思って家に帰ぇってきて、いろんなサイト見て調べてみたで。その昔は、このあたりに「松原の渡し」ってゆーのがあったらしいんさ。昭和59年に国営渡良瀬川沿岸農業水利事業により、渡良瀬川右岸の東毛の農地に安定的な取水を図るため、この辺には上流から待堰、矢場堰、三栗谷堰っていう堰があったらしいんだけんど、ほぼ待堰のあった場所に統合して太田頭首工を建設したんだと。この「太田頭首工」の揮毫はあの群馬の初の首相、福田赳夫氏だぃね。この「頭首工(とうしゅこう)」って耳慣れねぇ言葉なんだけんど、「川から農業用水路へ水を取り入れるための施設のこと。川をせき止め、水位をあげ水を取り入れる仕組みから『水位を頭の高さまで押し上げる』という意味で頭首工といわれる。」(待矢場両堰土地改良区のサイトによる)なんだと。浅学なんで、この言葉初めて知ったぃね。
オレの故郷に流れていた「新田堀」も、ここが始まりみてぇなんさ。いやぁ勉強になったよ。まだまだ地元でも知らなかった/知らねぇことはいっぺぇあるんだぃねぇ。
太田頭首工 (東部農業事務所 農村整備課)
待矢場両堰土地改良区 (←いろいろ詳しい)
太田頭首工 (ちず丸リンク)