鳥居のない神社・石原賀茂神社 (太田市石原町)
「おおたんの史跡探検スタンプラリー」に今年初めて加わったポイント、鳥居のない神社・石原賀茂神社。国道122号線と県道128号線の交差する東長岡交差点の100mほど東にあるんさ。「ナニコレ珍百景」とかテレビ番組でもよく取り上げられてる太田の最近の有名スポットさね。前を通ったことは何度かあるんだけんど、オレも初めて行ってみたんさね。
この神社に鳥居がねぇ訳は・・・境内にその謂れの主人公・救命犬の像もできてらぃね。
救命犬之像
像の後ろには鳥居のない由来の説明が・・・がんばって、打ち込んでみっと・・・
鳥居の無い由来の碑
徳川のむかし、京都を発した日光御礼参の例幣使の行列が道中の安全祈願をかねてしばらく賀茂神社の境内で休んでいる時、にわかに一匹の犬が激しく吠えはじめた。不審に思った供侍が吠えたてる犬を追い払おうとして何度も何度も制したけれど犬はなお激しく訴えるように吠えたてて逃げようともしなかった。怒った供侍はとうとうこの犬を切り捨ててしまった。すると意外なことに胴をはなれた犬の首は空に飛び上った。あれよと人々が見上げると犬の首は鳥居の上の大蛇に噛みついた。たまたま鳥居下に休んでいた例幣使に犬は大蛇のいる危険を知らせる為に盛んに吠えたのだった。例幣使は自分を助けようとして吠えたことがわかった。このため日光から帰ってくるまで犬の供養をして塚をこしらえておくようにいってこの神社を去った(帰ってくるまでに三ヶ月かかったという)
そこで犬を供養しその上に石尊様をまつった。この為村では鳥居があったので蛇がそこへあがったということで神社の鳥居をはずしてしまい今もないのだという。また、はたし(機織機)にも鳥居がついているため正月には鳥居を出さないということで正月中は機を織ってはいけないといわれている
切られた首が飛んで噛みつくって・・・オレはウルトラセブン第23話の怪獣
カブラを思い出しちゃうんだけんど(笑)
何よりすげぇなぁと思ったんはね・・・
「歓迎」の掲示が!
毎年、「おおたんの史跡探検スタンプラリー」やってるけんど
こんな掲示出てんの初めてだで!
石原賀茂神社の役員の皆様、グッジョブ!
こんな掲示も・・・
役員の皆様、熱いねぇ!
来年もまたポイント地点になることを祈念すらぃ。
惜しむらくは駐車場をまっと広く・・・
で、・・・ 「おおたんの史跡探検スタンプラリー」、オレは今年もコンプリートは諦めて、記念品最低条件の20ヶ所確保して、提出しちゃったけんどね。今年はどんな記念品がもらえるんかな?