2012年 12月 02日
川内・東小倉から吾妻山へ ~ いにしえの吾妻山本道を行く
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小春日和の吾妻山山頂より

 最近、にわか川内フリークとなって、川内行脚をしてらぃね。こないだ川内・東小倉の東禅寺に角塔を見に行った時に、こっから吾妻山に登るんが昭和初期以前は吾妻山登山の「本道」だっつーことを知ったぃね。そうと知った以上、本道を辿って東小倉から吾妻山に登ってみんべぇか。

 実はオレ、渡良瀬川左岸の山に登ったことがねんさ。もちろん吾妻山にも登ったことがねぇ。吾妻山は桐生市街の吾妻公園から登るんが、現在の王道だんべけんど、川内からの道が本道と知ったからには、登るんならぜひこっちからだ。もしかすっと道の脇には石仏がいっぺぇあるかもしんねぇしな。とゆうことでまずは手持ちの『野山歩きのヒント』(桐生タイムス社:2003)で下調べ・・・川内からの道が紹介されてねぇし。とゆうことは現在廃道に近けぇってことなんかな?急に一人で遠征するんが不安になったんで、困ったときの神頼み、げきさかのぼるさんに同行をお願いしちゃった。げきさかさんもこのコースは登ったことがないとのことで二つ返事でご快諾いただく。あんがと~!吾妻山程度の山で使うのもなんだか気恥ずかしい気もするが、もし膝を壊して、来週の駅伝に出られなくなると困るんで、ヒマ○ヤで山登り用のストックを購入。

b0004675_1536886.jpg 12月2日朝、9時前に集合場所の東小倉・東禅寺へ。まっさか寒みぃ。お約束の無線機やGPSで武装。出発・・・東禅寺の東の外れに小さなお宮がある。名前が表記されてはいねんだけんど、GoogleMapでは「吾妻権現」との表記がある。ここが吾妻山への本道だった名残ともゆえるものだんべ。


 この裏から登山道が延びてるらしい。有名な道じゃねぇみてぇだし藪こぎは嫌だなぁと思って進むと・・・まったくフツーの登山道。それなりに人が通ってるらしい。途中「鉱山試掘跡」がある。人が一人入れるぐれぇの大きさが開いてるんだけんど・・・さすがに中に入る勇気はねぇやぃ。入口が落ち葉の吹き溜まりになってたんで、今回もエステーの簡易放射線計測器エアカウンターSで測ってみた・・・0.14μSv/h±だったぃね。公開されたデータだとこの辺は0.07μSv/hとされてるんで、落ち葉だまりだと倍ぐれぇなんかね。(除染対象は0.23μSv/h以上) 新しい道標も建てられてるんで、有名じゃねぇだけでそれなりの人が通ってるんだんべな。(GPSで計測すると、鉱山試掘跡はN36°25'54.34" E139°19'36.81" 標高327m)

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げきさかさん「鉱山試掘跡」偵察中/約1mの高さで0.14μSv/h/「鉱山試掘跡」道標・平成23年製


b0004675_1536172.jpg 小休止して山頂へ向かう。いやぁこっからが結構急だったぃ。ストック買っといてよかったぁ。上りがまぁず楽だ。膝への負担も少ねぇやぃねぇ。


 そして東禅寺から40分もかからず自身初の吾妻山登頂に成功!評判通り桐生市街が良くみえるじゃねーきゃ!

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川内方面分岐標/山頂標/山頂の石祠


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桐生市街~渡良瀬川~八王子丘陵(廣澤丘陵)~金山

 初の吾妻山・・・いやぁ結構な賑わい。何よりご高齢の方が多い。話をすると「ここは別名『年金山』だからな。暇な老人がみな登ってくるんさ」・・・いやぁ「年金山」とゆうセンスには思わず笑っちまったよ。みな現在の王道の吾妻公園から登ってくるらしいんだけんど、ここに登って来るよう人なら健康でいんじゃねん?川内から登ってきたとゆうと「川内からだと距離は短ぇんだけど、最後が急だかんなー」とのお話。そして画像を撮ってると別の女性に「あそこには富士山が見えるんだよ」と教えてもらう。
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富士山、ミエタ━(゚∀゚)━!
手前は桐生競艇場

b0004675_978100.jpg まっと空気が澄んでいればスカイツリーも見えるそうなんだけんど、今日は霞んでて見えなかったぃね。せっかく山頂に来たんで無線機を取り出して、ちっと無線やってはみたんだが、山頂にいっぺぇ人が来るんで、こっ恥ずかしくなって、終了(笑) 交信局ゼロ。


b0004675_985984.jpg せっかくなんでこの北にある吾妻山の別峰、通称・女山にも行ってみた。関東ふれあいの道で整備されてて階段もついてる。階段にすると登り降り、かえって膝とか腰がツライんだけどなぁ。なにもこんな整備しなくってもいいんにね。女山の方に行ぐ人は少ねんだし。道の脇には昨日平地でも霰が降ったけんど、この辺は雪だったみてぇでうっすらと積雪のようなあとがあらぃね。


b0004675_15355716.jpg 数分で女山山頂到着。女山には東電のマイクロウェーブの中継局(反射板)があるんさ。(群大工学部のあたりからよくめぇる)でもこんなものに興味があるヤツはオレぐれぇか?(笑) こっちは吾妻山の喧騒が嘘のような静けさ。鳴神山まで縦走でぎるんは知ってたけんど、こっから3時間40分ってorz


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マイクロウェーブの中継局(といっても反射板)、アッタ━(゚∀゚)━!


b0004675_17462799.jpg 再び吾妻山山頂に戻ると・・・子どもたちや家族連れがいっぺぇ!いやぁ吾妻山って人気あるんだねぇ。


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自分の住んでる街を眺めるって幸せなことなんじゃねぇかと思うで


 もうこの状況で無線なんかやったら、「変なオジサンのところへ行くんじゃありません!」と奇人扱いされる(笑)の必至だぃなぁ。

 そそくさと賑やかな山頂から川内方面へ下山。ストックあると下りも楽だ!途中落ち葉で2度滑っちゃった。うっすら雪化粧をした赤城山や袈裟丸山がキレイだぃね。行ぎも帰ぇりもオレたち以外には誰ともすれ違わなかったぃね。昭和以前の本道も、今やひっそりとしたハイキングコースになっちゃんたんべなぁ。でも「階段」はつけなくっていいよ。

・・・そういや本道で期待したてたんだけんど、石仏ひとつも見かけなかったぃな。

 川内の古刹・東禅寺に到着。紅葉がきれいだぃね。
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東禅寺境内より吾妻山を望む


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 上図は、今回の上り行程を「国土地理院の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)」を用いてカシミール3Dで計算させたものを引用。フラッグは鉱山試掘跡。


 (つづく)

【参考文献&サイト】
『山田郡誌』 1939
『野山歩きのヒント』 桐生タイムス社 2003
放射線量分布状況調査結果について (桐生市) 2012年12月2日アクセス
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by dr_suzuki | 2012-12-02 16:21 | 東毛(+両毛)漫遊 | Trackback | Comments(6)
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Commented at 2012-12-02 22:41 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by dr_suzuki at 2012-12-03 09:14
▼鍵コメさま
見てくれてあんがと~!こっちでもよろしくたのまぃ!
Commented by ざすっぱ at 2012-12-03 10:03 x
冬には吾妻山から富士山が見えるという話を聞いた事がありました。ほんとに見えるんですね。感激しました。年金山と呼ばれているんですね。5年ぐらい前に登った時には、行方不明者の捜索が行われていました。登山中に脳梗塞でもおこして川内方面に徘徊してしまったのでしょう。桐生は近くに吾妻山、鳴神山、仙人ヶ岳、根本山があり、素晴らしい街です。毎日登る人も多いようで、健康のためにも素晴らしい山です。うらやましいです。
Commented by dr_suzuki at 2012-12-03 12:56
▼ざすっぱ先生
スカイツリーも見えるそうなんだけんど、霞んでて見えなかったんさね。
山頂が年寄りの寄り合い所みてぇだったよ(笑) まぁ健康なんはいいことだぃね。
Commented by snow_air at 2012-12-05 20:21
やっぱり群馬はいいですねぇ(しみじみ
1枚目みたら、群馬に帰りたくなりました><
Commented by dr_suzuki at 2012-12-05 20:42
▼snowさん
群馬はいぃとこだぃな。いつでも帰ぇってきな。


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