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2012年 08月 01日
寺山古墳 (太田市強戸町)
寺山古墳 (太田市強戸町)_b0004675_17313943.jpg
強戸町・寺山古墳遠景

 先月の22日に遡って・・・

寺山古墳 (太田市強戸町)_b0004675_17305520.jpg 今年の夏も「おおたんの史跡探検スタンプラリー」に参戦。毎年同じラインナップじゃなくって、いくつかが入れ替わるんさね。今年は古墳を観光資源に考えてる群馬県の意向も受けてか、古墳のポイントが追加されたぃね。オレのツボにハマるじゃねーきゃ!元々は小中学生向けの企画だけんど、オヤジなんに毎年参加中。オレは、この地域には詳しいと自負しているんだけんど、まだまだ知らねぇ所があるんだなぁと毎年思うんさね。

 まずは籔塚本町歴史民俗資料館に行って、ラリーの申し込みとスタンプ台帳を発行してもらったで。申込書に職業欄があるんだけんど、おじさんに「職業は無職かい?」とまた今年も聞かれちまうorz そんなに無職に見えるん、オレ?


 まずは本日手始めに、籔塚本町歴史民俗資料館西山古墳を巡り、次は強戸・寺山古墳と北金井・駒形神社埴輪窯跡を廻ることにしたで。

 寺山古墳は強戸地区の峰山の一角にある昨年太田市指定史跡になった前方後方墳。現地に行ってみたんだけんど、整備されたべぇなんか説明板も見当たんねぇし。しょうがねぇからガイドマップの説明を頑張って打ち込んでみんべぇか。

 寺山古墳は、金山丘陵の北西端に張り出した支丘陵の上に築かれた全長約60mの前方後方墳です。発掘調査は行われていないので詳しいことはわかりませんが、墳形などから古墳時代初期、4世紀前半頃に造られたと考えられています。
 太田市内で現在確認できる古墳の中では最も古いもので、墳丘の保存状態もよく、造られた当初の原型をとどめている前方後方墳としては、太田市内でも唯一のものとなっています。
 古墳時代初期に金山の西側地域の発展を主導した首長の墳墓と考えられる寺山古墳は、太田市域の歩んだ歴史の理解を深める上で貴重な文化遺産であります。

寺山古墳 (太田市強戸町)_b0004675_1732521.jpg だそうだぃね。この時期の古墳は成塚向山に「成塚向山古墳」もあったんだけんど(リンク先はいつもお世話になってる「埼群古墳館」さん)、北関東道建設の造成で壊されちゃったんさね。(同時に向山にあったっつー青面金剛も行方不明orz 資料にある太田市内の青面金剛で唯一現存が確認されてねんさ。)

 今はすっかりちっと整備されて、古墳らしい形になってるんだけんど、以前は雑草だらけで、冬でも近づくこともままならなかったぃね。まぁ今の段階じゃ雑草に覆われた小高い丘にしか見えねぇやぃなぁ。貴重な古墳だっつーから、発掘調査してもらって(未盗掘ならいいやぃねぇ)、ぜひきっちり整備してもらいてぇやぃね。今のままだとおーか殺風景で、スタンプラリーに来た子供たちもあんまおもしろかねぇだんべなぁ。

 ちなみに場所は、こっち(Yahooロコ) すぐ近くに「おおた太陽光発電所」があるで。

寺山古墳 (太田市強戸町)_b0004675_17332054.gif スタンプゲットして、次は北金井・駒形神社埴輪窯跡に行ってみんべぇ。


(つづく)

【2013年2月追記】

寺山古墳 (太田市強戸町)_b0004675_18275315.jpg【く】 桑畑をのぼれば名高い寺山古墳
 ・・・整備されてはぁ桑原もなくなっちゃったけんどね。


『強戸かるた』 強戸地区青少年健全育成推進会議編 (1987)



【2019年8月追記】
 2019年の「おおたんの文化財探検スタンプラリー」のポイントになったんで、久々に行ってみたで。まぁず整備されちゃってるなぁ。
寺山古墳 (太田市強戸町)_b0004675_17442835.jpg

寺山古墳 (太田市強戸町)_b0004675_17442664.jpg


by dr_suzuki | 2012-08-01 17:51 | 東毛(+両毛)漫遊 | Trackback | Comments(0)


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