長円寺古墳・長円寺本堂西の前方後円墳(藪塚本町25号墳)遠景
今日の目的地は、滝の入の藤光山長円寺、ここには青面金剛があるって『薮塚本町誌・上』に書いてあったんで、ついでに上毛古墳総覧に藪塚本町25号墳として載ってるっつー長円寺古墳を見物に行ぐことにした。また自転車行脚しようと思ったけんど、根性無く車を選択。
長円寺に到着。
本堂は彫刻も、その彩色も立派だぃなぁ。
古墳の周りには石仏多数。
江戸時代には古墳をぐるっと庚申塔が囲んだ百庚申塚だったんだかね。
そん中にあっけなく目的の青面金剛発見!
なんだか阿左美南光寺のヤツに似てらぃなぁ。同じ石工が作ったんかな?
天明8年(1788)って彫ってあるんで、東毛じゃ比較的新しいもんだぃね。
古墳をぐるっと、一回りして見物。前方部墳丘上にも六角の石祠があるで。古墳には取りあえず上ってみるのがポリシー(笑)なんで上ってみっと・・・
・・・万延元庚申年(1860)きゃ・・・
正面に回ると・・・これ・・何なん!?まさか青面金剛!?
拡大・・・(畏れ多くて触れてみなかったけんど)これ木製じゃねんきゃ!
一鬼踏んでるし!
万延元年は庚申の年で庚申塔がいっぺぇ作られたってゆうけんど・・・まさか墳丘部にこんなものがあるなんて・・・驚きの発見さね。
あわてて帰ぇりがけに図書館に寄って『薮塚本町誌・上』を調べてみたんだけんど、古墳の西にあった天明8年の青面金剛は記載があったんだけんど、これについての記載はめっかんなかった(見落としてるかもしんねぇけんど・・・)
いやはやまっさかびっくらこいたぃね。青面金剛探しもホント奥が深けぇやぃねぇ・・・・
長円寺古墳 (ちず丸リンク;ぐるっと環状になってるんが古墳さね)
【参考文献】
『薮塚本町誌・上』