愛宕山/庚申山 (みどり市笠懸町阿左美)
自称「山」だけんど、完全に「岩」(笑)
18日の笠懸自転車行脚・・・最終目的地はここ。
琴平山の東麓、現在は住宅地の合間にひっそりと聳える高さ10mかそこいらの岩山。(国道50号からも見える)入口には「愛宕山庚申山入口」の石碑が建ってる。鳥居には「愛宕山」。そして岩山の周囲にいくつかの石祠がまつられているんさね。愛宕信仰・庚申信仰の祭祀の場所だったんだとは思うんだけんど、庚申塔はあんま残ってねんだぃねぇ。今でも10月には岩の前の土俵で地元の子供達の奉納相撲があるって聞いてるで。
鳥居には「愛宕山」/岩の前の土俵/南から
入口の「愛宕山庚申山入口」の石碑/東端/南東側から
石祠がいくつか祀られてる
「危険 登るな」ってことなんで、はぁオレも分別ある大人なんで遠慮しといたで(笑)
岩上には愛宕の石祠があると聞いてるで
高山彦九郎 『澤入道能記』 (天明2年;1782)にはこんな記述がある
天明二年四月七日
上鳥山人家を経石橋あり二郎右衛門橋と号す、雄橋雌橋をわたり成り塚を過ぎ西ノ村に出つ、藪塚浅美を経岩宿を過く、これまた浅美の内なり、左山上に大なる岩あり因て名とす
「左山上に大なる岩」ってこの岩のことなんかな?・・・この辺の「岩宿」って地名も、この岩山から起こったんかね?(琴平山の大間々扇状地見晴し台のとこの岩もなっからでっけぇかんなぁ)
愛宕山/庚申山 (Yahoo!ロコ)
※自称「山」なんで、東毛漫遊山歩きタグに分類しとくか。未踏峰だけんど(笑)
【参考文献】
高山彦九郎 『澤入道能記』 (天明2年;1782)