匂当内侍遺愛のツツジ(ヤマツツジ系) オレがつつじが岡公園で数多のつつじの中でも、ぜひ見てみたかったもの・・・それは「
匂当内侍遺愛のツツジ」さね。
手前に緑の説明板が立ってるんで、まずはそれを載せとくんべぇ。「園内で一番の名木巨樹」だそうだで。
樹齢800年ともゆわれるヤマツツジの老木。すでに花の盛りは過ぎちゃってるみてぇだぃね。(ヤマツツジの札がついてるんで、これが「匂当内侍遺愛のツツジ」なんだんべな。)
その手前向かって右の真紅のツツジ(霧島)がまぁず見事&見頃なんで、ここを訪れる観光客のほとんどがそっちと勘違いしてたんじゃねぇん?(実際大人気で画像撮りまくられてたし)
まぁそれに「匂当内侍」なんてゆわれても観光客じゃ知らねぇ人が殆どだんべ。
上の左後方から・・・すでに散り気味
・・・確かにでっけぇんだけんど樹齢800年でもこんぐれぇなん?とも思わぃな その謂れはこちらにあった詳しい方の現地の案内板も見てもらうとすっか。
園内ガイドでもコース4で紹介されてるで。
匂当内侍は新田義貞公が後醍醐天皇から賜った愛妾さね・・・彼女が義貞公没後、新田花見塚で義貞公の菩提を弔ったってゆう伝説があるけんど、はたして本当にそこにいたんかどうかも史実として不明だしね。現在、
尾島に花見塚公園があるんは、以前ブログでも紹介したで。その花見塚公園の説明板にも「ここのつつじ数百株を城下の館林にうつしたとされ」とあらぃね。
古木群の中でも大きく、一番艶やかなこのつつじが「遺愛のツツジ」とされ大切にされてきたんだんべな・・・榊原忠次の時代にも、上州では新田氏の影響力や宣伝力はまっさかでっかかったんだんべなぁ。
(つづく)
いちよー、新田氏関連史跡めぐりタグにも分類しとくかね。