今日の山歩きのもうひとつの目的はアマチュア無線で「
APRS」(Automatic Packet Reporting System:WB4APR Bob Bruninga氏が提唱したアマチュア無線パケットの応用で、GPSなどを利用して行われるトラッキング)の実験をやることさね。無線機+GPSで位置情報を発信し、「スパイ大作戦」さながら、自分の居場所をリアルタイムで地図上に表示しようっつー試みさね。
群馬県立東毛少年自然の家は平成22年4月1日より「
群馬県立東毛青少年自然の家」に改称したらしい。どうせ主尾根まで上るんなら、自然の家発着のハイキングコースで上ってみっか。これまで
不整合コースや
石尊・尾根・鎖場コースは行ったことあるんだけんど、ならば今まで上ったことのねぇ「立岩コース」を選択してみた。どんな立派な岩なんかみてみんべぇや。
無線機をオン!無線機付属のGPSは感度がいーのかすぐに衛星を補足。「立岩・三本松コース」は屋外炊事場から上るみてぇだ。ちょうど炊事場では青少年の男女諸君が昼ごはんを作ってたんさ。合間を失敬して山登り開始。
最初はよくある山道。案内看板が分岐ごとに親切にある。中腹になっと、大きな岩がゴロゴロしてきたで。そして目の前に大きな垂直に立った岩発見。
屹立した「立岩」/ちょうど半分だけ太陽が当たってなんだかなーな画像
ちょうど
笠懸の天神山のプチタイプみてぇな感じだぃなぁ。こういう所って石仏や石祠のひとつもありそうなもんだけんど・・・ひとつもねぇや。昔からある峠道じゃなくって自然の家ができてから作った登山コースなんかもしんねぇなぁ。
立岩を回りこんで更に上ってぐ。結構急になってきた。マラソン大会と石切場探検で乳酸がまぁず筋肉に溜まってきた感じで、ふくらはぎがまぁず張ってきたんを実感したで(笑)
主尾根直前で薮塚側/主尾根に到着(ベンチもある)/広沢の眺め
そして無事八王子丘陵主尾根に到達。ここはちょうど茶臼山への分岐にあたるポイントさね。目の前の北側には広沢がよくめぇる。そして南側を振り返ぇると木立の間から薮塚側もなかなか展望がいーじゃねーきゃ。ここでちっと一休み。
(→家に戻ってからAPRSの成果を確認すっと・・・無線機の設定を完全に誤まっちゃって、全くデータが取れてなかったんさね(泣)再度実験しなくっちゃなー・・・)
(つづく)
【上図は、この行程をカシミール3Dで国土地理院「ウオッちず」公開データに、今回のGPSのルートデータを読み込み加工したものを引用。(所要時間約20分)途中のフラッグマークは立岩(N 36°22′23.59″E 139°19′19.03″標高174m)東毛少年自然の家は現在「東毛青少年自然の家」に改称。・・・このデータをAPRSで取りたかったぃなぁ。】