久々の20世紀の遺物シリーズ。今回は
ゼブラ板付信号機さね。
ある年齢以上の人は、子供の頃、信号とゆえば必ず縞々の「ゼブラ板」を描いたことがあるんじゃねぇん?いつしかほとんどの信号には、ゼブラ板がつかなくなっちゃってらぃなぁ。
信号機の構造は道路交通法施行規則の第4条に定められてて 昔の信号は今みてぇに視認性の良いものではなかったんで、背景の空や、その他の光と明確に区別するんで、信号機の周りに板をつけたんだと。
更には「信号機の構造」道路交通法施行規則別表一によると、以下のように書かれてて、まさにこれが「ゼブラ柄」の規定なんだぃね。
灯器の構造 備考三
背面板を設ける場合にあっては、その図柄は幅10cmの縞模様とし、その色彩は、緑と白または黄と黒とする。
こないだみどり市笠懸町阿左美の笠懸南中んところの交差点に、未だにこのゼブラ板が付いてる信号があるって聞いたんで、存在を確かめにいってみたんさね。
交差点の信号(みどり市笠懸町阿左美)にゼブラ板発見!
(ちなみに南北の信号にはついてねんさね・・・)
交差点東向きのゼブラ板付信号機
交差点西向きのゼブラ板付信号機
視認性が悪りぃ古い信号ならまぁ納得もすんだけんど・・・これ
LED信号機じゃねんきゃ?視認性ならいーはずなんにねぇ・・・東向き/西向きの信号なんか他にもいっぺぇあるんだし何もここだけっつーのもねぇ・・・交差点手前の信号機は古りぃまんまだしねぇ。
新しくLED信号に取っ換えた時に撤去することなく、前のをそのまんま残しちまっただけなんかな?中学校のそばだから付けとくん?(学校のそばの信号に必ずついてるわけでもねぇみてぇだし)・・・ここは確かに事故が多い交差点だっつー話は聞いたことはあるんだけんど・・・・謎は深まるべぇだぃね。
絶滅危惧種の「ゼブラ板付信号」・・・他にもまだ残ってるんだんべか?
【6月11日追記】
またまた笠懸町阿左美で別のゼブラ信号発見!
ここも東西の信号についてるんだけんど・・・信号はLEDじゃなく電球なんだけんど、そんなに見づれぇとも思えねんだけんどね。画像は交差点東向きのゼブラ信号。(南北の信号は県道大間々太田線)
※残念ながら、ここはLED信号機に替えられちまったよ。(2020年追記)
阿左美は
絶滅危惧種保護地区(笑)なんかな??