上州太田ビオトープの里・菅塩沼に咲く黄菖蒲 目を菅塩沼に移すと黄色の菖蒲がいっぺぇ咲いてらぃね。
結構キレイなもんだぃなぁ。こんなにあるんだから植えてるんだんべなぁ。でもあんま菅塩沼の黄色の菖蒲って話題になんねぇやぃなぁ。どうしてなんかなぁ。・・・まぁ隠れた名所だっつーことなんだんべと思いつつ、画像を撮ってたぃね。
家に帰ぇってきてから、ネットで花の名前を確認したみたで。ネットは画像もみられるんで同定にも便利だぃねぇ。
どうやらこれは「黄菖蒲(キショウブ)」で間違いねぇらしいやぃな。・・・・しかし調べてぐと・・・驚きの文章があったぃね。
この黄菖蒲は
帰化植物で、Wikipediaによると
環境省は「要注意外来生物」の一種として「栽培にあたっては、逸出を起こさない」「既に野生化している湖沼等があり、在来種との競合・駆逐等のおそれがある場所については、積極的な防除または分布拡大の抑制策の検討が望まれる」として警戒を呼びかけている。また、日本自然保護協会、日本野鳥の会、WWFでは生態系に与える影響や侵略性が高いとしている。
水辺に生育し美しい花を咲かせる植物なので、「ビオトープ創出」等のために利用される事があるが、「要注意外来生物」を導入することの危険性は大きい。
・・・まさにここは太田市が「上州太田ビオトープの里」として整備してる場所なんだけんどねぇ。
画像を撮ってる時は、キレイな花だなーと思ってたんだけんど、まさかそんないわくつきの花とは知らなかったぃねぇ。日本に入ぇってきたんが1987年って、ほんの20年かそこいらっつーんもすげぇやぃな。
はたしてビオトープを整備してる太田市はこの菅塩沼の「
要注意外来生物」をどうしてぐつもりなんだんべか?固有種に害ありとしてことで一気に駆逐するんか?それともこのまんまいっぺぇ増やして「黄菖蒲の名所」として売り出してぐつもりなんか?・・・・いったいどっちなんかねぇ??
要注意外来生物リスト:植物(詳細):キショウブ (環境省)
ビオトープの里 (太田市ホームページ)