新田堀基点・矢場分水工より反丸山(太田市吉沢町)をのぞむ
新栃木線鉄塔126号保守道基点/整備された山道/126号鉄塔を下より
北に唐沢山を臨む/反丸山山頂(南側立入禁止)/山頂の石祠
国道50号を走ってると、リサーチパークの西側に東側の峰を大きく採石で削られた山があるんがわかるんべ?そこが反丸(そりまる)山だぃね。太田市発行の1万分の一の地形図にもその名が記載されてるんさ。麓の新田堀沿いに反丸とゆう集落があるんで(太田市の市営バス「そよかぜ」の停留所にもその名がある)、そこを背にした山なんでその名があるんだんべね。(おそらく集落からもこの山に登る道があるんじゃねんかと思うんだけんど、山をなっから削られちまったんではたして残ってるんかな・・・)
新堀沢は反丸山の北にあるってゆーことになるんだけんど、この山の北中腹に東電の新栃木線の126号鉄塔が建ってるんさ。東電の鉄塔には、たいがいそこまで行ぐための保守用の道が作られていて、入り口には黄色の樹脂製の杭が立ってるんさ。林道完成碑の南に黄色い杭発見。道をたどって上ってぐと八王子丘陵東部とは思えねぇ歩きやしぃ登山道。膝も痛くならず、十分ほどで鉄塔下に到着。こっからは足利方面への展望がいーやぃね。送電線もはるか遠く足利の山のもこーまでつながってるんがみえらぃね。北の正面には唐沢山が見えるんさ。
南に目を移すと、反丸山のピークが見える。さっそく先へと急ぐ。少々藪くせぇもんの、雑木が倒れてるわけでもなく、大きな上り下りがあるわけでなく数分で反丸山山頂に到着。
反丸山山頂
山頂には真新しい石祠(阿夫利社)が安置され、榊の葉が両脇に飾られ、祠には塩が盛られてたぃね。新年で祀った方がいたんだんべな。この先にも地図上は同じような高さのピークがあるけんど、こっから先の南側は採掘の影響で尾根に地割れがあったりしてて
立ち入り禁止になってるみてぇなんで、おたなしく前進を諦め来た道を引っ返すことにした。・・・腸脛靭帯炎って階段等の下りで痛みが出るってことだったんだけんど、やっぱ山道の下りもまっさか痛かったぃね(泣)。実はこの後正面に聳える唐沢山にも登っちまうかと考えてたんだけんど、この痛みのため一気に気力が萎えちまって、唐沢山登山は後日とすることにしたぃね。
【上図は、カシミール3Dで国土地理院「ウオッちず」公開データに、GPSのルートデータを読み込んだものを引用。真ん中の短いルートは最初引っ返した新堀沢の道。左上のフラッグマークはお不動様(北緯36度21分23秒47,東経139度21分01秒68)。右下のルートのフラッグは上が126号鉄塔、下が反丸山山頂 】
もと来た道を戻り県道桐生太田線(旧国道122号)に出て、太田方面に向けて歩ってぐ。すると目の前にみえんのは、西側を採石で大きく削られて県道脇にぽつんと残る大きな岩山。(上の地図の四角い貯水池の東側)(つづく)
反丸山 (やまの町 桐生)